東邦大学医学部精神神経医学講座
主任教授 水野 雅文 先生
早期精神病の診療プランと実践例
精神病発病危険状態(At-risk Mental State; ARMS)から初回エピソード精神病(FEP)の終結までを、早期精神病(Early Psychosis)と呼び、精神病圏の早期発見・早期治療上、非常に重要な時期とされています。昨年、日本医療研究開発機構(AMED)の委託事業により「早期精神病の診療プランと実践例―予備的ガイダンス2017―」が刊行されました。本日はその内容を紹介いたします。早期精神病診療に役立てていただければ幸いです。
東京医科大学精神医学分野
主任教授井上 猛 先生
双極性うつ病の診断と治療の新しい動向
双極性障害の治療予後は大うつ病性障害に比べると不良である。双極性障害の治療の成否において最も重要なことは、できるだけ早期に双極性障害の診断に到達することである。昨年、日本うつ病学会治療ガイドラインⅠ.双極性障害が改訂され、今年CANMATの双極性障害のガイドラインが改訂された。双極性うつ病をより安全に、より効果的に治療できれば双極性障害の予後は大きく改善することが期待される。